こんにちわ!鹿島学園提携KG高等学院です。
キャンパス内でブログ講座をやりました!
通信制高校は自由な時間が多いので、やりたいことに集中して取り組める、というメリットがあります。
通信制高校を卒業するためにやるべきことは2つ。
- レポート類の提出物をやる
- スクーリングに行く
簡単に言えば、これだけです。
だから、通信制高校生は時間がたくさんあります。
時間の使い方も、生徒たちの自由です。
- しっかり休む子
- アルバイトを頑張る子
- やりたいことを探す子
いろんな子が通信制高校にはいます。
その中で、「パソコンを使って、仕事がしたい」という生徒さんのために、ブログ制作講座をやりましたので紹介します。
ブログって何?
ブログというのは、インターネット上の日記のようなものです。
昔は「日記」のことをブログと呼んでいたのですが、最近のブログは「自分のコンテンツ」として発信していくものになってきました。
自分だけのオリジナルコンテンツを発信していくのがブログです。
ブログって仕事になるの?
ブログを仕事にしている人のことを「ブロガー」と呼ぶように、ブログは仕事になります。
昔はインターネットに日記を書くのがブログでした。
でも今はブログは仕事になる時代。
でも、「ブログで稼げる」なんてこと、簡単には言えません。
ブログ界隈では
- うまい棒ブロガー
- ランチブロガー
という言葉もあります。
月のブログ収入がうまい棒で数えられる、うまい棒ブロガー。
月のブログ収入でランチ代を払える、つまり数千円台のランチブロガー。
ブログを仕事にして生きていくのは「簡単ではない」ことがわかります。
ブログをやるメリット
ブログを仕事にするのが「簡単ではない」。
では、ブログをやるメリットは何なのでしょうか。
ブログをやるメリットを挙げてみます。
- 文章を書く練習になる
- インターネット事情に詳しくなる
- 人とコミュニケーションを取る練習になる
- 興味を持ったことを能動的に勉強する機会になる
ブログを始めると、文章を書く練習になったり、インターネットのことに詳しくなるというメリットがあります。
しかしそれよりも遥かに大きなメリットがあります。
ブログは人とコミュニケーションを取る練習になる
ブログは、もはや日記ではありません。
「今日の晩ご飯は焼きそばだった」
これでは誰も読んでくれませんし、その後の広がりもありません。
今日の晩ご飯の内容を書きたければ、ノートに書けば良いでしょう。
ブログをやるというのは、情報発信です。
自分が持っている情報を発信して、誰かの役に立つのがブログの役目です。
人とコミュニケーションを取る練習になる、というのは、
ブログを書く上でコミュニケーションの基礎と応用が鍛えられるからです。
ブログを書くためには、以下のことを考えなければいけません。
- 誰の役に立つ情報か?
- どんな書き方をすれば伝わるか?
- どのように構成すれば、困っている人にみてもらえるか?など
ブログを通じて、広義でのコミュニケーションも学ぶことができます。
ブログは興味を持ったことを積極的に勉強する機会になる
ブログは、1日で完成するものではありません。最低でも3ヶ月、長ければ何年も1つのブログを育てていきます。
その中で気になることは、自分で調べたり、先生に質問したり、積極的にブログの勉強を進めることになります。
ブログは高校の勉強ではないので、単位にはならないし、卒業になんの影響もありません。
やりたいから、ブログをやるのです。
中学や高校までの授業のように、ただ授業を聞いているだけでは何も身につきません。
手を動かしながら、頭で考えながら、自分だけのブログを作っていきます。
ブログのことはもちろん学校の教科書には載っていませんし、辞書にも載っていません。
自分で調べるか、プロの先生に質問するしかありません。
先生に質問するとしても、何を聞きたいのか、解決したらどうなれるのか、質問の仕方も工夫していくことになります。
引っ込み思案な性格で、最初は自分から質問できなかった生徒さんも、慣れてきた頃には質問が止まらなくなります。
教室をウロウロしている先生を捕まえて質問してくれる生徒さんもいます。
このように、興味を持ったこと(=ブログ)を通じで、積極的に勉強するという良い機会になります。
ブログをやるデメリット
ブログは、時間に余裕のある高校生にはメリットの多いものですが、デメリットについても生徒さんや保護者の方にお伝えしています。
ブログのデメリットは、
- 自分のパソコンが必要
- 維持費がかかる(年間数千円ほど)
- 成果が出るかどうかは誰にもわからない
ブログをするにあたっては、自分のパソコンが必要です。
日記を書くだけでしたらスマホだけでもできますが、せっかくなのでオリジナルコンテンツを発信する方のブログをやったら良いと思います。
ブログのデザインをしたり、アクセス解析をするには自分のパソコンが必要です。
また、ブログには維持費用が必要です。
無料ブログもありますが、無料ブログは自分の力の及ばないこともたくさんあり、オリジナルコンテンツを発信していくには不向きです。
そして、たくさんの時間をかけることになるブログですが、成果が出るかどうかは誰にもわかりません。
3ヶ月経って、うまい棒ブロガーにもなっていない可能性もあります。
また、ブログはインターネットにインターネットに公開するものなので、プライバシー情報には注意しなければなりません。
今時の高校生はInstagramやTikTokなどのSNSでインターネットに慣れていることもあるので、少しの間大人が注意してあげれば大丈夫でしょう。
ブログをやってみることのメリットと比べると、時間を持て余しているのであれば高校生のうちに挑戦してみるのが良いと思います。
ブログ講座の始まり
キャンパスのブログ制作講座は、生徒からの悩み相談で始まりました。
「ねぇ先生。パソコンでできる仕事ってないですか」
「進路のこと考えてるけど、出勤できる気もしなくて」
パソコン1台で、世界中どこにいても仕事ができる職業といえば
- ブログを収益化する
- YOUTUBERになる
- インスタグラマーになる
・・、なんだか現実味が感じられません。
有名人がやる、みたいなイメージがあります。
しかし、現在はコロナ禍でリモートワークがメジャーになってきて、出勤しなくても働ける可能性が以前よりも増えました。
- 動画編集者になる
- プログラマーになる
- WEBデザイナーになる
そして、リモートワークする。
動画編集者になるためには、動画編集のスキルとコミュニケーション能力が必要です。
プログラマーになるためには、プログラミングのスキルとコミュニケーション能力が必要です。
WEBデザイナーになるためには、ホームページ制作のスキルとコミュニケーション能力が必要です。
それぞれの専門スキル+コミュニケーション能力があれば、出勤しなくても仕事ができる時代になりました。
ブログ講座を通じて、まずは先生とコミュニケーションを取る練習。
その次に、インターネット上の人たちと、広い意味でのコミュニケーションを取る練習をしてブログを育てていきます。
ブログを通じて、生徒に多くの学びがあることでしょう。
次の記事では、ブログ講座の内容を紹介します。