学校でいじめにあっている人に、届けたいメッセージがあります。

いじめにあっていることに苦しんだり、我慢したりしなくていいんです。

高校でいじめに遭ったら

高校でいじめにあったときに、耐えることはオススメしません。
いじめるやつというのは、一種の「害」です。

日常生活で、「害」があれば回避しますよね。

例えば、花粉症の人にとって花粉は「害」なわけです。
花粉の季節になったらマスクしたりして、回避します。

PM2.5は健康に悪いと言われていますよね。
PM2.5が多い天候の日は、マスクしたり外出を控えたりして、回避するわけです。

こういった「害」に無防備に立ち向かって、耐えて、耐えて、健康を手に入れる人はいません。

自分にとっての「害」は回避するのが正解です。

逃げるのは回避すること

もし高校でいじめにあっているとすれば、回避するのが正解です。

いじめに耐えて、耐えて、強くなるなんてことはありません。

強い人はそもそも強いし、いじめに耐えたから強くなったのではありません。

いじめから逃げることは、悪いこと、負け(?)のようなイメージがつきまといがちですが、
いじめから逃げることは、回避です。

いじめを回避する手立てとして、通信制高校への転校を提案していますが、
通信制高校に転校したら、人生終わりだ、という誤解もあるようなので、
通信制高校を7年間運営してきた私から見る、通信制高校への転校についてお話しておきます。

通信制高校に転校したら将来が心配?

通信制高校に転校したら人生終わりだとか、将来が心配だというイメージを持たれがちですが、
そんなことはありません。

通信制高校に転校してから、性格が明るくなったり、
やる気がなくなっていた勉強を「また頑張ろう」という気持ちになったり
人生が好転していった生徒をたくさん見てきました。

例として、2人の生徒の話を紹介します。

進学した生徒

高校での人間関係がうまくいかなくて、通信制高校に転校してきた生徒がいました。

結果、現役で有名大学に合格し、第一志望の大学に入学しました。

前の高校にいたら、果たして第一志望の大学に合格できていたかはわかりません。

通信制高校というのは、カリキュラムが自由なので、受験勉強に当てる時間がたくさんあります。
心の傷を回復して、勉強のやる気さえ取り戻せば、夢を叶えることができる環境なのです。

希望の会社に就職した生徒

高校でいじめにあって、不登校になり、通信制高校に転校してきた生徒がいました。

結果、希望する会社へ就職することができました。

こちらとしては、就職の面接への対策は行いました。
でも、希望の会社へ就職できたのは、彼の心が明るくなったからだと思います。

暗い表情、ボソボソと喋るのでは、いくら就職の対策をしても面接に合格するとは思えません。

でも彼は転校したことによって気持ちが前向きになり、就職面接でも実力を発揮することができたのです。

高校でいじめにあったら、迷わず転校してOK

いじめというのは、最悪です。
いじめられる環境に身を置き続ける必要はどこにもありません。

あなたは自由です。

いじめから逃れるために環境を変えることで、人生が最悪になることもありません。
いじめられている現状が最悪なので、今からは良いことしかないでしょう。

もし、通信制高校に転校するとすれば、あなたが幸せになっていくための通り道です。
進学したければできるし、就職したければできます。

あなたが、いじめに苦しむ必要はなく、ただ笑って生きてくれることが周りのみんなの望みです。