どの通信制高校でも、レポートがあります。
レポートの提出は、高校卒業に必ず必要なもの。
通信制高校のレポートについて説明します。

通信制高校のレポートの種類

通信制高校のレポートには2つの種類があります。

  • 教科書を見て調べる系のレポート
  • 動画授業を見て感想を書く系の提出物

レポートはどの通信制高校でも「レポート」と読んでいますが、
提出物は通信制高校によって呼び方は色々あります。
視聴票や視聴報告書など。
それぞれについて少し詳しく説明します。

教科書見て調べる系のレポート

通信制高校で「レポート」と呼ばれるものは、教科書を見ながら答えていきます。

テスト問題のように感じるのか、「教科書見ていいんですか?!」と驚く子もいます。

先生先生

教科書を見て、いいんです。


むしろ、教科書を見ながらレポートを進めていくのが、通信制高校流の勉強です。

通信制高校のレポートは、全日制高校でいうところの、授業に当たります。

今まで知らなかったことを授業で知っていくように、通信制高校では教科書を読んで勉強を進めていきます。

教科書を見ながらレポートをやりますが、レポートの点数が低すぎると再提出になります
再提出になったらまた教科書を見ながら取り組んで提出すればいいだけですし、真面目に取り組んでいれば単位の取得は心配ありません。

動画見る系の提出物

通信制高校のレポート類には、動画を見る系の提出物もあります。
NHK高校講座や東京書籍の動画授業を見て、感想などを書くものです。

これも真面目に取り組めば、心配ありません

まれに、ふざけた感想を書いたりすると「不認定」とされることがあります。
ふざけた感想というのは、「こんな勉強、意味がない」とか「あああああああ」とかです。
これは、通信制高校でも認めてもらえません。

指定された動画授業を真面目に見て、学んだことなどを書けば大丈夫です。

通信制高校のレポートが難しい理由

通信制高校のレポートなどが難しいとすれば、理由は2つです。

  1. 提出期限を忘れてしまう
  2. 1年分のレポートを管理できない

通信制高校のレポートが難しい理由について詳しく説明します。

提出期限を忘れてしまう

通信制高校のレポートには、提出期限があります。
提出期限は、通信制高校によって違いますが、およそ年間で数回の提出期限があります。

通信制高校にはあまり登校しないので、つい提出期限を忘れてしまうことがあります。

担任の先生が「提出期限は来週ですよ!」と連絡をくれるかもしれませんが、そんな連絡をくれるかは、通信制高校によります。

先生先生

ちなみにウチ(鹿島学園提携KG高等学院)は提出期限が近づいたら、個別に連絡しています。

保護者の方から言われたのですが、通信制高校でここまで連絡をくれるのは他にない(by私調べ)とのことでした。

先生先生

私はこれからもこまめに生徒さんたちに連絡しますよ。

1年分のレポートを管理できない

通信制高校のレポートが難しい理由としては、1年分のレポートの管理ができないこともあります。

通信制高校は、1年分のレポートをまとめて送ってきます。
提出期限は年間で数回。
いつまでに、どれだけの分量を提出すればいいのか、この管理が難しいようです。

保護者の方からすると、「毎日コツコツ勉強しなさいよ」とのことなのですが、それが難しいのです。

最終の提出期限に間に合えばいいか〜と思って、結局、最後の最後に大量のレポートに追い込まれる・・よくあることです。

先生先生

ちなみにウチ(鹿島学園提携KG高等学院)では生徒さんの負担を増やさないように、こまめに連絡をして少しずつレポート類を提出できるようにしています。

提出物のサポートをどこまでやってくれるかは、通信制高校にもよりますので、気になる通信制高校には直接問い合わせてみるのがおすすめです。

通信制高校のレポート内容は簡単

通信制高校のレポート類は、内容だけで言えば簡単です。
ただ、提出期限を守ることの難しさや、1年分のスケジュール管理の難しさはあります。

先生先生

ちなみにうち(鹿島学園提携KG高等学院)は、提出期限の難しさもスケジュール管理の難しさも、私たち職員で全力サポートしているので心配ありません。