高校の転校を考えている方は、実際に転校をしたらどれくらい費用がかかるのか知りたいですよね。

転校にかかる費用は転校先の高校によって大きく異なります。

高校の転校先の選択肢としては、公立高校、私立高校があり、通信制高校もあります。

転校にかかる費用は、私立高校>公立高校の順になるのが一般的です。

転校先の高校を選ぶ際には、費用の面もクリアできる高校を選ぶ必要があるでしょう。

この記事では、

  • 高校の転校にかかる費用
  • 在籍中の高校からの返金

についてまとめました。

高校の転校を考えている方の参考になればい幸いです。

高校の転校にかかる費用

高校を転校すると新たに費用がかかります。

一般的に高校の転校にかかる費用はこちらです。

  • 入学選考料
  • 入学金
  • 単位授業料
  • 教科書代
  • 制服代
  • 交通費

ひとつずつ解説します。

入学選考料

高校を転校をする際には、入学選考がある学校があり、入学選考料がかかります。

公立高校で1,000〜2,000円、私立高校で10,000〜20,000円程度かかります。

通信制高校では入学選考のない学校もあります。

入学金

高校の転校の際には入学金がかかります。

入学金の金額は学校によって異なります。

公立高校の入学金は全国共通で5,650円です。(一部地域除く)

私立高校の入学金は数万円〜20万円程度で、高校により異なります。

単位授業料

単位授業料は学校により異なります。

在籍中の高校でも単位授業料は支払っていますが、転校することによって単位授業料が高くなる場合があります。

公立から私立への転校の場合、授業料が高くなる可能性があります。

教科書代

転校先の学校で使用している教科書や教材を新たに購入する必要があります。

全日制高校の教科書代は、年間で40,000円程度です。
通信制高校の場合は、年間で数千円程度のところが多いでしょう。

履修科目によって異なります。

制服代

制服のある高校に転校する場合は、新たに制服を購入します。

制服代は公立高校で40,000〜50,000円が相場です。

制服のない通信制高校では制服代はかかりません。

交通費

公共交通機関を利用して通学する場合は、交通費がかかります。

距離の遠い学校になるほど交通費がかかることになります。

通信制高校の場合は、スクーリングの際に交通費がかかります。

在籍中の高校から返金はほぼない

高校を転校すると新たに費用がかかりますので、保護者の負担は少なくありません。

転校をする時に在籍中の高校にすでに納入している費用は返金されるのか気になりますよね。

転校の際の返金については学校により規定があります。

一部返金される場合もあれば、全く返金されないこともあります。

転校の時期によっても返金額が変わることがあるでしょう。

転校が決まったら必ず確認をしましょう。

実際には、学校にすでに納めている入学金や学費は一部返金されることはありますが、全額返金されることはほとんどないと言って良いでしょう。

学級費や修学旅行の積立金など、未使用のお金は返金されると考えられます。

在籍中の高校からの返金とは別に、新しい学校の費用を用意しておくと安心です。

転校にかかる費用が安いのは通信制高校

高校を転校する際には、費用がかかります。

選ぶ学校によって費用に大きな差があるので、転校先の学校を決める前に費用についても確認しておくと良いですね。

費用面では通信制高校が1番安くなると考えられます。

制服を購入する必要もありません。

高校を転校したいというのは、何かしら在籍中の高校で悩みを抱えているのだと思います。

今の高校でその悩みを解決するのが難しいのであれば、転校をして環境を変えるのも1つの手です。

費用面で転校を迷っている方は、通信制高校も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

一人ひとりに適切な指導をしてくれる通信制高校がおすすめです。