「高校」と聞いて皆さんが頭に浮かぶのは、おそらく「全日制高校」です。
高校には他にも、単位制高校という種類があります。
単位制高校について紹介します。
単位制高校とは
単位制高校というのは、簡単にいうとこうです。
- 3年以上在籍する
- 74単位を取得する
この2つの条件を満たせば高卒資格を得られるのが単位制高校です。
全日制高校との違い
多くの人が「高校」と聞いてイメージするのは、全日制高校だと思います。
全日制高校は、中学を卒業して、クラスの大半の人が進学する高校ですね。
全日制高校と単位制高校はどう違うのか、表にしてみました。
全日制 | 単位制 | |
---|---|---|
卒業すれば高卒 | ○ | ○ |
毎日出席しないといけない | はい | いいえ |
出席日数によって留年する | はい | いいえ |
成績によって留年する | はい | いいえ |
校則厳しい | 高校による | いいえ |
バイト | 高校による | OK |
就職率 | 高校による | 高校による |
大学への合格率 | 高校による | 高校による |
思いつく限り比較してみましたが、いかがでしょうか。
他にも気になることがあれば、ご質問ください。
単位制高校は不利なの?
単位制高校は、全日制高校に比べると制約が少なく、自由なイメージです。
自由な反面、時間の使い方を自分でコントロールしなければいけません。
単位制高校が就職や進学に不利なのか?
気になりますよね。
単位制高校が就職や進学に不利かどうかは、個人差があります。
2021年コロナ禍では就職難になっていますので、単位制高校でも全日制高校でも就職は厳しくなっています。
でも単位制高校だから就職が厳しいのではなく、コロナ禍だから厳しいのです。
進学については、出身の高校名は関係ないため、「単位制高校だから進学に不利」ということにはならないでしょう。